
ほかの人よりクィディッチが得意な生徒がいるのはなぜ?
たいていのスポーツと同じく、ホグワーツにはほかの人よりクィディッチが得意な生徒がいるのは、才能によるところが大きい。ハリーのように生まれつき才能がある者もいれば、ハーマイオニーのように向いていない者もいる。
クィディッチの才能は家族から受け継がれることもあるようだ。ハリーも父親も、非常に優秀なシーカーだった。ウィーズリー家にもクィディッチの選手がかなりいる。フレッドとジョージがグリフィンドールのクィディッチ・チームでビーターをつとめているだけじゃなく、兄のチャーリーもチームのキャプテンだった。実際、チャーリーはとても才能があったため、オリバー・ウッドはチャーリーならイングランド代表にもなれるかもしれないと思っていた――あれほどドラゴンを追いかけてばかりいなければ。この魔法使いの家族のなかで、才能があるのはチャーリー、フレッド、ジョージ、だけではないかもしれない……。
みんなよりクィディッチがうまい生徒のもうひとつの特ちょうは、箒(ほうき)のあつかいに自信があることだ。ハリーがはじめてマダム・フーチの飛行訓練を受けたときもそうだったが、だれもが自然に箒をあつかえるわけじゃない。右手を突き出して「上がれ!」とさけんだとき、ハリーの箒は命令に従った数少ないひとつだった。ハーマイオニーの箒は転がっただけで、ネビルの箒はピクリともしなかった。というわけで、箒のあつかいに対する自信はとても重要だ。
練習も技術を向上させる。オリバー・ウッドがグリフィンドールのクィディッチ・チームにあれほど練習をがんばらせるのには理由があり、最高の技術をみがいてほしいのだ。特訓にわくわくしてばかりはいられないかもしれないが、努力は必ずむくわれる。
本当のところ、クィディッチはほかのスポーツとよく似ている。すぐれた選手になるには、才能と努力、練習と自信が必要だ。ホグワーツの生徒のなかにはクィディッチに情熱をそそぐ者もいれば、別の活動を選ぶ者もいるというわけだ。